コスメ修行の徒然日記

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賃貸のベランダでへちまグリーンカーテン完成!電気料金が5000円安くなった

前回までのあらすじ:オーガニックスキンケア「ネオナチュラル」主催のへちまで壁面緑化キャンペーンに参加。グリーンカーテン初挑戦の梅雨半ば、ようやく網を設置してグリーンカーテン完成に一気に近づいたのだった。

 

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やはり遅すぎた土台設置、グリーンカーテンへの影響

5月初めに種を植え、6月始めには網戸へ絡みつくまでに成長していたへちま。

グリーンカーテンの土台となるネットを設置した時点で本葉が8枚から10枚程度はあったと思うけれど、これは致命的に遅すぎた。

ネットに絡ませるのが遅かっただけではなく、もっと早く摘芽をしなくてはならなかったんだ。本葉が5枚を越えた時点ですぐに始めておけばよかったんだ。

 

へちまを含めたツル科植物は成長して背丈を伸ばすことを優先するので先端がどんどん伸びていく。脇芽も一応生やしてはいるものの、栄養の殆どを最先端に送るからどんどん上の葉が茂っていく。

しかしグリーンカーテンは窓に当たる太陽光を防ぐことが主目的だから、先端ばかり(上ばかり)葉が茂っていても困る。脇からもどんどんツルを伸ばして葉を広範囲に茂らせて欲しいものなんだ。

摘芽が遅れると横はスカスカ、上ばかり葉が茂るというガバガバカーテンができあがる。

このように。

ネットを設置した時点で、この一番上までツルが届いた株もあった。前に生えていたししとうを台にしてネット設置を待ち続けた株だ。

もちろんネットを設置した瞬間から先端の摘芽を実施した。それでもへちまにしてみれば先端を伸ばすことが優先事項だから、上部に新しく立派な芽と葉ができる。摘芽後でも脇芽は生やすのはもちろん発育も二の次。

摘芽さえすればそれ以上伸びることを諦めて脇芽がにょきにょき…という家庭菜園初心者のイメージは崩れ落ちたのだった。

摘芽した芽、これからも増えていく。

8月上旬にグリーンカーテン完成…?

へちまが一通りネットに行き渡った時点でグリーンカーテン完成。カーテンにかかる影の多さが遮光性の現れだ。

何も無いよりは窓に当たる日照量が格段に減ったと思うけれど、無いよりはまし…という仕上がりに。

なお物干し竿の高さにグリーンカーテンを設置したため高さが足りない。ひさしとグリーンカーテンの間には容赦なく日光が当たるが仕方ない。

そしてカーテンから透けるグリーンカーテンの上部に注目。ツルが空に向かって伸びている。

あまりに摘芽の数が多すぎたため、逆にある程度伸ばしてから下に折り曲げるようにして固定することで脇の葉が少ない箇所をカバーする方針にチェンジした。

先端の新しい芽は栄養面で優遇されるためか、ものすごく大ぶりで立派な葉になる。ツルとツルの隙間に上部から引っ張ってきた新芽を固定して、グリーンカーテンの密度を補強するというわけだ。

苦肉の策ではあったけれど、これはなかなか使える方法だった。

 

そして、へちまの葉が欠けてくる現象が発生した…。ついに家庭菜園の最大ハードルともいうべき、虫との戦いが始まった。

へちまのグリーンカーテンに入居した住民たち(虫)を紹介

まずはグリーンカーテンの要である葉に直接被害を及ぼす迷惑な入居者。尺取り虫っぽい芋虫だ。5cm程の細めの緑色で、へちまに溶け込む強力な保護色を持っている。

見つけたのは夜間にぷらりと見えない糸でぶら下がっていたときと、グリーンカーテンの最上部で伸びて休息を取っているタイミング。発見・駆除数はシーズン通算3匹。被害にあった葉は5枚程度と軽微に収まった印象だ。

 

益虫もいた。小さなカマキリがどこからともなく現れたのだ。尺取り虫?探しの夜、葉の裏にとまっているところを発見した。1匹を1回見かけたのみで芋虫駆除にどれだけ貢献してくれたかは分からないが、もっと住んでくれて良かったタイプの虫だ。

 

あとは益虫か害虫か迷うところで…アシナガバチが飛来した。2回ほどグリーンカーテンの上部を飛び回っていたのでおそらく尺取り虫?を探していたのだと思う。芋虫を食べる点では益虫、接近しすぎて刺されれば害虫という微妙な立ち位置だね。

巣が近くにない限りは家庭菜園にとって益虫に分類していいと思う。もちろん飛来している最中には水やりもできないけれど。

 

あとは湿った土が常備されているせいか大型のGが居たかな…。プランターの下とか好きそう。2階は比較的虫が来にくい立地ではあるものの、良いものがありそうだと感じれば頑張って登れないことはないということだね。

 

そんな入居者たちと共存するスタイルで無農薬栽培を続けたグリーンカーテン(へちま)に最大の転機がやってきた。台風だ。

8月下旬、ついに訪れた悲劇

2016年の台風はやけに激しかったけれど、中でも台風10号は別格だった。その翌朝の光景。

台風一過の気持ちいい景色…へちまも青々と茂ってグリーンカーテンも絶好調!…

カーテンの土台が壊れている以外は…。

ネットを吊り下げる土台が麻ひも1本だったのは流石に耐久性無さすぎたね。来年はビニール紐にしよう。

夏も過ぎたし、グリーンカーテンは一旦終了。…へちま食べられなかった!

電気代への影響は?比較してみた

今回のへちまグリーンカーテンはガバガバ遮光性能に終わってしまった。けれど、電気代への影響はどれほどあったのか?

グリーンカーテン育成中の7月と完成後の8月を比較してみた。請求月で比較しているから、実際に電気を使ったのはひと月前になる。つまり、数字を1つ引く。

2015年8月(実質7月):8480円 → 2016年8月(実質7月):5195円
2015年9月(実質8月):7980円 → 2016年9月(実質8月):5863円

2,000円~3,000円もの節約効果…だと…?ものっすごい差が出てしまった。というのも実は複合的な理由がある。去年と今年では色々条件が違うんだ。

  1. 夜もエアコン使い始めた
  2. 入居以来初めてエアコンのフィルタを掃除した
  3. グリーンカーテンを作った
  4. 電力会社を変えた

一番上だけは電気代が上昇する要因だけど、それ以外は電気代が減少する要因だ。

エアコンのフィルタは少なくとも3年以上ぶりに掃除されたはずだし、電気代に大きく影響するポイントでもある。実際、エアコンの効きが明らかに良くなって設定温度が2度以上下がった。

グリーンカーテンで直射日光を防いで室温上昇を防ぎ、冷却効率が改善されたのももちろん電気代に良い影響がある。

 

何より大きかった要因は、電力会社を変えたことだ。東京電力から東京ガスの電気に変えた。東京ガスの電気は電気を多く使う家庭への割引率がそれなりにある。電気代が増える真夏には絶大な効力を発揮するんだ。賃貸マンションだけど普通に乗り換えできたよ。

これらの要因が絡んで、今夏の電気代はひと月最大3000円以上お得になった。7・8月合算なら大体5000円の経済効果グリーンカーテン電力自由化の恩恵がすごすぎた2016年であった。

グリーンカーテンは損か得か?

グリーンカーテンを始めるにあたって数千円くらいコストがかかったけど電気料金の節約金額で全部回収できた。電力会社を変えた効果とか気候とかもあるけれど、グリーンカーテンの功績は大きいと思う。

そして、一緒に育てたししとうは6月から9月下旬現在でも実をつけ続けている。素揚げで非常に美味しい。大きめのプランターとはいえ一緒に植えて根詰まりとか心配だったけれどどうやら問題なかったようだ。食費の節約効果で少し償却。

 

見た目は非常に癒されるナチュラルグリーン。周囲の家は全くと行っていいほどグリーンカーテンをやっていないからすごく目立つけれど、フサフサに生い茂らなかった今回のグリーンカーテンでもなかなか見た目が良かった。いや、グリーンカーテンとしては貧相だったけれど緑化的な意味で。

つまり壁面(?)緑化運動は大成功だ!

 

なお、グリーンカーテンは来年も実施することが決定している。プランターとかせっかく調達したのだから使い続けなければ勿体無いし、上記のように電気料金節約効果もあった。

洗濯乾燥機のお陰で長らく使いみちのなかったベランダが活きるのだから、やらない手はない。

ただし来年はおそらくゴーヤにする。ゴーヤなら食べたいって人が結構多かったからなのだけど…へちまは食用として不人気ということが分かった2016でもあった。。

 

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